住んでいたのが横浜なのに、原宿、青山、渋谷、自由が丘などの美味そうな珈琲店を周り、そして気に入ったお店に通い詰めました。そしてオーナーが珈琲を落とすところが良く見えるカウンター席に座り、その様子を頭に記憶しました。
そして、一つ一つ吟味して珈琲グッズを集め、最終的にはネルドリップに落ち着きました。
ネルや珈琲豆などの管理はけっこう気を使い、やはり手間ひまをかけないと美味しい珈琲は入れられないんです。
だから心に余裕がないと、美味しい珈琲が入れられなく、自分自身の心のバロメーターです。
休日のお昼の本当にゆっくりした時間に、近所のいい珈琲豆屋で買ってきた豆を、まず上の子に手動の豆粉砕機で粉にして貰います。この時は、子供はお手伝いしている嬉しさと珈琲の香りで、けっこう楽しそうです。
そして、子供に挽きたて珈琲豆と、お湯が触れた瞬間の珈琲の表情を見てもらいたく、台所の床に座り、それを見せます。
珈琲の粉が、お湯に触れた瞬間に、粉が風船のように膨らみ、子供は「わぁー」と歓声をあげ、しばらく子供は、珈琲に関してのナゼナゼ攻撃。
その攻撃もわかりやすく答え、楽しい時間です。
早く娘が、僕の淹れた珈琲が一緒に飲める年にならないかな…とこれから楽しみ にしています
