仕事が早く終わり一人、中国らしい曲(チェン、ミン)などを聞きながら漢方薬を作っています。
いろいろお口の中のトラブルのために、患者さん一人一人に合った漢方。
作る時は、その処方する患者さんの事を思い、一つ一つの生薬を吟味して作りますが、その作業がけっこう楽しいんです。
漢方薬(生薬)は、季節、生産地、刻み方、量や他の生薬とのバランスを考えながら、漢方薬を飲まれる患者さんを中国医学を基にの証(診断)をし、作ります。
中国四千年、多くの医学者、賢人達の叡智と、多くの屍を犠牲にして出来上がった医学。
奥が限りなく深く、頭を悩ませる事も多いですが、一筋縄でいかない学問の面白さがあります。
一般に日常行っている歯科治療(西洋医学)ももちろん第1に大切な学問でありますが、ベクトルは違う(東洋医学)も本当に大切な学問と思います。
この二本柱を軸に、生涯勉強し続けたいものです。
2012年01月31日
漢方
posted by nariden at 22:20| Comment(0)
| 日記
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