僕の本棚を整理していると、何やら丸い形をした毬のような物が奥に見えて、手に取ってみると…
なんと、亡くなった祖母がいつも作っていた毬じゃないですか

記憶が定かじゃないですが、僕が大学の時、実家から定期的に送ってもらっていた食料品の中に混ざって入っていたような気がします。
だから25年以上前の話になりますね。
祖母は、僕の父親を一人で育て上げた気丈な明治生まれの女性でした。
いつも白黒ハッキリしていて、強気で明るく、祖母が黒と言えば、白でも黒になっちゃうくらいの人でした。
この毬を見つけた時は、そんな祖母に会えた気がして嬉しくて、目頭が熱くなりました

仕事や家庭の事、人間関係などなど様々な事で落ち込んだり、悩んだりする時が、誰にだってあるように、僕にもあります。
そんな僕を「優ちゃん、しっかり前向きに強気でいこう」と
祖母が応援するために、ヒョコリこの毬が現れた気がします。
ばーちゃん、ありがとう。