母の事があってから、いろんな事を考えるようになりました。
自分自身が、自分の兄弟より感受性が強いからなのか、今まで母の愛情をあまり感じる事無く、過ごして来ました。
しかし、幸せなことに自分の子供を持つ事ができ、子を持つ親となり、母への気持ちがゆっくり変わってきました。
自分の子育てのあらゆる場面に直面した時、自分の両親が僕に対してしてくれた事、言葉掛け、などが頭に浮かんできて、親へのありがたみが、心から湧いてくるんです。
気ままで、少しわがままな母なのですが、そんな母でも僕を含め兄弟3人に、自分の欲を抑え、時間、労力、お金、そして愛情を注いで育ててもらった、と最近強く思います。
母に毎日、ほんの少しの時間、電話をして、母の声の調子を確認し、息子としての声を届けています。
少しずつ、「ボケている」といジョークで済まされない、痴呆が入ってきているのが確実になり、これから、それが加速して行く事を、息子として覚悟しないといけません。
とても悲しい事ですが、受け入れていこうと思っています。
2013年07月04日
考える事
posted by nariden at 22:31| Comment(0)
| 日記