
こんな忙しい時に頭痛がジリジリと始まった。
参ったなーと思いながら、休む事も出来ず、診療を続けていた。
頭痛がかなりひどくなった時、アポイントの入っていた患者さんがキャンセルになった。
この短い時間に、この頭痛をなんとかしなければと思い、鍼灸の針を思い出したが、自分に打てるわけもなく、暫く考えていたら、「お灸なら自分でツボを見つけてできる」と思い
お灸を取り出した。
自分自身に合った足のツボ(太白)と、手のツボ(手三里)に両手両足4箇所、お灸をした。
小さい医院長室内は、換気扇があるがお灸のモグサの臭いと煙でいっぱいになり、その中で靴下を脱ぎお灸をしている姿は、自分で見ると滑稽である

お灸して暫くして少し熱くなり、4箇所を10分くらいで終えた時には、頭痛の痛みがかなり和らぎ、同時に強烈な眠気に襲われ、そのまま寝てしまった。
スタッフに「次の患者さんいらっしゃいましたよ」の言葉で起こしてもらった時は、頭痛は消え頭の中スッキリ

自分自身で改めて、東洋医学の凄さを再確認した夕方でした。
東洋医学は、本当に素晴らしい!