通勤道に有線の会社があり、ロゴマークが「USEN」、の存在に最近気が付きました。
有線放送と言う響きに、哀愁のある昭和の匂いを感じませんか?
大学の時は、まだCDなんてないし、音源はレコードか、ラジオのFMでエアーチェックしたカセットテープくらいしかない。
大学の授業の空き時間に、友達と喫茶店に入ると、どのお店もだいたい有線放送が入ってるおり、そこで気になる曲がかかると、お店の赤電話に10円を入れて有線放送局に電話して「今流れている曲なんですか?」とよく訊きましたね。
お店に一緒に入った友達4、5人は、みんな好きな曲、聴きだい曲が違うから、有線放送局にリクエスト曲を順番に電話しリクエストする。
「今、俺がリクエストした曲は後5曲目に流れるよ」と言いながら、友達全員のリクエスト曲を聞き終えるにはけっこう時間がかかる。「次の授業間に合わないからリクエスト曲パス」と言いながら教室に走り込んだ事を思い出す。
現代のように、気に入った曲があると簡単に聴ける時代とはぜんぜん違う、とても不便な時代だったけど、好きになった1曲の思い入れは、大きい。
有線放送、僕の青春(この言葉、少し恥ずかしいですが…)
の1ページにあります。
2012年06月05日
有線放送
posted by nariden at 22:57| Comment(0)
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