切り花で、こんなに大きい花は初めてで、花びらの直径を測ると、なんと20pもある

この芍薬の根は、漢方薬の材料として使われており、鎮痛、鎮静、抗アレルギー、筋弛緩作用などがある。
代表的な漢方薬として、婦人科系の「当帰芍薬散」や「加味しょうよう散」が有名で、当クリニックでもよく処方します。
いつも漢方薬の材料の生薬は、製薬会社から刻みとして仕入れているので、精製される前の形を見ることが出来て嬉しい。
普段、何気なく取り扱ってる様々な漢方薬(生薬)も、この芍薬の花ように、野山に咲いてる物が多いんだろう。
自然をいただいてありがたい気持ちで、漢方薬にも感謝しながら処方しないといけませんね。